「みどりの食料システム」に、私たちの現実の暮らしを反映させよう

最近の農林水産省の政策展開の方向性として「みどりの食料システム」という概念があります。

この具体的な実現のためには、いかに生活する人や、そこでの生活の様子(ライフスタイル)を具体的に描いていくかという作業が大事だろうと当社は考えております。

それは国や地方自治体にゆだねてしまうのではなく、生産者の方々や消費者の方々、食と農に基づいて暮らしている方々が、それぞれデザインやアイディアを持ち寄り、編集者や語り部、ファシリテーターやプロデューサーなど、多くの方々の知恵と経験に基づいて丁寧に合意形成を重ねPDCAを繰り返す作業が必要だろうと思います。

それも、2030、2040、2050年それぞれの未来がビジョン。このシステムの考え方には、まだ描かれていないのではないかと思います。当社は、その作業の一端を、消費者の方々の期待に応えながら、生産者の皆様と取り組んでいきたいと考えています。